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小5の1年間の過ごし方はとても大切です。「そろそろ勉強が難しくなるかな」という意識が芽生えてはいますが、まだ「なんとかなるさ」という気持ちが強く、やる気もアップダウンが激しいですね。親と子の熱量に差があることでバトルが起こってしまい、貴重な時間を費やしてしまうようなことのないように工夫が必要です。
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社会で活躍する教え子たちを見ていると、子どものころに「遊び」や「体験」などから得た「好きなもの」や、好きだからとコツコツと磨いてきたものは、大人になっても強いと感じます。
日々の学習もできるかぎり「楽しいと感じられるように」工夫することが大切ですね。
中学受験で大切なのは「志望校合格」です。が、受験を通して得たたくさんの知識や考え方が、教え子たちの選択肢を増やしてくれた例をいくつも見てきました。
「遊び」や「体験」の大切さ、選択肢を広げる知識や考え方との出合い、そして受験勉強を通して自分と向き合うこと。これらのポイントをしっかりと見極めた上で、家庭や親子でできるさまざまな工夫をご紹介していきたいと思います。
中学受験では、できる限り「できないところを放っておかないこと」「できるようになるまで訓練すること」が大切だとご紹介しました。
大人でも自分のできないことを列挙され、何か言われるのはいやですよね。また、それほどできるようになりたいと思っていないものに対して、説明書を読んだり書籍を読んだりして、できるようになろうとは思えないですよね。子どもも同じです。
ただし、子どもは一度、「できる」「できるかも」「わかったかも」という気持ちが芽生えると、「欲」の有無に関係なく、どんな難しいことにでもトライしようとするエネルギーをもっています。
ですから、適度な圧をかけながら「できないところ」をできるようにしながら、自信や自己肯定感を積みあげられるように工夫していくようにします。
具体的な工夫は、今後、実際のテキストなどを使って具体的にご紹介していきたいと思います。