タイプ別:タイプA群 なんとかなるさくん

タイプ別:なんとかなるさくん

 

 

 

① 面倒くさがりで楽天的
② 思い付きや状況で返事をしてしまう。
③ 細部への気配りは苦手だけれど、
全体を捉えるのは上手。
④ ママの心配やイライラに気づかなかったり、
その原因が何かわからないことがよくある。
⑤ 自分の興味のあることに周りが
共感してくれるとうれしい。

グンと伸びるこんな工夫を!

① 面倒くさがりなので、何ごとも短時間で
処理できるよう工夫します。
 5分~6分のすき間時間の使い方を幼いころから
訓練しておくと集中力も養えるでしょう。
また、結果がすぐ分かりやすいものや
ルーティンワークを粘り強く続けられるよう工夫
してあげてください。

② 思い付きは状況で返事をしてしまうのは、
 目の前の面倒なものを早く処理したいという思いから
深く考えず、約束をしてしまったり、処理をしてしま
うことがあります。
まずは、親がいれば大丈夫なものや危険な作業でない
ものを通して、失敗をさせてください。
お子さんが、その失敗に対応できなくても助けず、
どうすればいいか考えさせるようにします。
そんな体験を通して、
「じっくり考えて返事をすること」の大切さを伝え
るようにします。

③ 細部への気配りは苦手なので、親がイライラしてい
ても、気づかないことがあります。
さらには、親がその原因を伝えても、理解できてい
ないこともあります。
何かを伝える場合は、その話に集中できるよう工夫し、
ゆっくり、じっくりと話すようにします。
また、約束したことを忘れることもあります。
「約束したことを守れない!」とチェックをするので
はなく、できるようになるようバックアップする、
そんな接し方をしてみてください。

③の2 全体を捉える能力があります。
あまり細かいことを言い過ぎないように気を付けて
あげてください。成長したあと、力強く前進する力を
持っている子の多くは、このタイプの子どもたちです。

④ ママの心配やイライラに気づかなかったり、
その原因が何かわからないことがよくあります。
話し合いをする場合は、ストレートに問題点をぶつけ
るようにしましょう。
たとえば、
「●●の件だけど、結果はこうだった。どうして、そう
なったと思うか」というようにです。
また、怒るときは、お子さんを責めるのではなく、
改善した方がよい行動や考え方を具体的に伝えるよう
にしましょう。

 

 

⑤ 自分の興味のあることに周りが共感してくれると
やる気もグングンと育ちます。
親が望むような学習を嫌がることが多々あるでしょう。
また、やっと机にむかったとホッとしていると、
ただ消化するだけだ、と不安になることがあるかもし
れません。ですが、このタイプのお子さんは、
興味を持ったものから多くのことを学べるタイプです。
ワークやドリルは「習うより慣れろ」「質より量」と
考え、コツコツ継続させることを大切にしてあげてく
ださい。そして、興味のあるものを発見したら、
なるべくそれに関する読み物を与え、興味のあるもの
から語彙を育てるようにします。同時に、親子研究の
つもりで、知りたいことを一緒に追求することをお勧
めします。

 

 

 

 

 

語彙力・読解力をしっかりと身につけておかないと
中学3年生~高校1年生で不得意科目の壁にぶつか
りやすい
です。
「説明を読んでも頭に入らない」
「ボクは●●が不得意だ」
「わたしは、こんなのできないから」
そんな言葉を言いだす前に、対策を講じてあげて
ほしいです。

たとえば、
小学生の間は、低学年でも、高学年でも音読や読み
聞かせ
を続ける。
日常生活で先行体験を与え、学校の授業などで
やる気スイッチが入りやすいようにしておく
苦手意識をもっているものがでてしまったら、
焦らずゆっくり、粘り強くケアするようにする。
などの工夫をお願いしています。

「先行体験」を試みた後で
「先行体験」ではいろいろなことを体験します。
そのあとで、
(母)「ねぇ、この間の〇〇を覚えていますか。
あれはなんだった。おぼえてる」
などと、チェックをしないように気を付けて
ほしいです。これはどのタイプのお子さんにでも
いえることですが、知識の「ある」「なし」
または「その量」を競い合うのはAIと共生する
彼らのとって、
さほど意味をもたなくなって
しまうのではないかと考えています

それより、粘り強く「自分しかできないこと」を
探求する力
を育てておく方がより大切ではないか
と思います。
なにより考えることが嫌になっては残念です。
このタイプのお子さんは諦めが早いので、
注意が必要です。

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花マルばあばのぶつぶつひとりごと

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