令和5年4月現在、こちらのコースは満席です。次の募集詳細はTOPページ「お知らせ」にてお知らせ予定です。
目次
難関校合格への「自分で」学ぶを伸ばす
「教えられる」「指示される」ことが続く子どもたちですが、CAS(花マルキャス、コーチング&アシスト)コースでは、長年の独自の調査から、授業は受け取る側の状況で大きく成果がちがうというデータを得ています。また、「先行体験」をはじめとする「体験」の必要性や、圧のかかり過ぎない継続的な「家庭学習」が他者より「教わる」というより、のちに大きな成果を上げることも立証しています。そこで、CAS(花マルキャス、コーチング&アシスト)コースでは、学習の仕方を改善したり、お子さんと一緒に弱点を洗い出し、そこを補強するお手伝いをしていきます。また、自分の弱点と向き合い、できるようになる達成感を大切にしています。そのためわからないものはタイムリーに質問ができ、「わかる」から「できる」を体験し積み上げていきます。
生徒さんのタイプや考えに焦点を当て、その生徒さんにあった学習レシピを提案しながら、「自分で」できる学習を目指し、日々の学習習慣を身に着けられるよう、二人三脚でサポートしていきます。
CASの概要
- CASコースでは、お子さんの学習レシピを作成します。
- 日々の学習のチェックを行い、弱点補強を提案していきます。
- 学習習慣を身に着け、考える力を引き出し、お子さんに合った学習スタイルを模索していきます。
- 月に1回、お子さんと直接お話をしたり、課題を提案しながら、粘り強くやる気を引き出す工夫をします。それぞれのお子さんに応じて、対話の時期をご提案します。
- 通塾が始まっている場合は「後方体験」として弱点補強の工夫や教材を提案していきます。
- 必要に応じて、お母さまとのカウンセリング(無料)をご用意します。
募集時期について
上記コースへのお問い合わせは、「お問い合わせフォーム」にてお受けしております。また、定期開催の説明会に参加いただき、詳細をお聞きいただける機会を設けております。ですが、こちらのコースはお席に限りがございます。説明会に参加いただきましても空席をお待ちいただく場合がございます。その点はご了承ください。
説明会開催情報はTOPページ「お知らせ」にてご紹介の予定です。
CASコース受講料やその他費用について
入会金 :11000円
個別管理料*個別データや学習資料の管理):33000円/半年
CAS費用:11000円~38500円/月額
難関中を目指す場合、受験直前期や高校生対象の月1回の個別チェック
→花マルチェック:11000円から27500円/時間
合格体験記
Sくん(栄東・渋幕・開成合格)
- 大手進学塾在籍・年長から先行体験講座受講
- 通塾開始と同時に
CAコース+月1回チェックにコース変更
仲間たちは新小4の2月から塾通いをはじめましたが、ぼくは小4の夏から塾に通い始めました。なぜなら、ぼくは大の昆虫好きで、塾通いがはじまると好きなことをする時間が減るのがいやだったからです。入塾が半年遅れたからではなく、どうしても勉強をやる気になれなかったからです。成績も悪く、ついていけないなぁ、と感じていました。でも、そんなとき笑子先生に「人間よりはるかむかしから進化を続けている昆虫の世界をもっと知るには、開成がお勧めだよ」と言われました。ぼくはその瞬間、「開成にいく!」と決めました。ぼくは先生に尋ねました。「ぼくって勉強できないんですか」「それともやり方が間違っているんですか」と。すると、先生は「どちらでもありません。ただただ勉強をしていないだけです。」と答えました。
そこで、ぼくは冬休みを利用して学習のテコ入れをすることにしました。先生に学習レシピを作ってほしいといったのですが、「それではやらされ勉強になるから、一緒に作成しましょう」と言われました。
- ① まず基礎をしっかりとさせるために算数の「基礎トレ」をていねいにやる。当月のものと、2か月前のものを並行してやりました。
- ② 理社は先行体験で得意なものがあるので、苦手だと感じているものだけ学習しました。また、塾の教材をていねいに学習し直しました。
- ③ 漢字は塾のテキストに掲載されているものを練習。さらには自分でテストを作り、確認しました。
3学期に入り、テストの成績はいったん上がったのですが、先生は「まだ、すっきりしてないよね」と、「今度は学習の仕方をブラッシュアップするように」と言いました。そこで、ぼくは「自分ができると感じられるまでやる」とは、を考えることにしました。そして、考えてもわからないので、それを実際に先生に体験させてもらいました。そのおかげで、なんとなくわかるとの差がわかりました。小5になってからも、このとき体験した「自分ができると感じるまでやる」を基準にして学習を進めました。
笑子先生は、合格を知ったぼくに「おめでとう。人間よりはるかむかしから進化を続けている昆虫の世界を深く深く知るには東大か、京大がいいね。」といいました。それが合格おめでとうのかわりでした。おかげでぼくは今は京大を目指しています。💦 先生はニコニコしていますが、👹です。
合格体験記
Mくん(栄東・渋幕・開成合格)
- 大手進学塾在籍・年長から先行体験講座受講
- 小5の9月からCAコース+月1回チェックにコース変更
ぼくは小学3年生の2月から塾に通うようになりました。塾の授業は最後まで楽しかったです。塾に入るまでにいろんな先行体験をしていたので知っていることをさらに深く学べるのがうれしかったです。
塾に入ったころから学習レシピをつくってもらいました。塾の宿題とレシピにあるもの(手作りクイズ)をきちんとやっていたので小5の秋ごろまでは、それほど苦労をしませんでした。でも、9月の実力試験では点数が取れませんでした。テストの結果を見た父に理由を聞かれたので「テスト中集中できなかったから」と答えると「それが実力だ、これではどこも受からない」と言われすごくくやしかったです。
そこで、父によくやったといってもらおうと思いました。まず、何が問題点なのか先生に相談しました。先生からは「生活リズムがつくれてないね」「行き当たりばったり他力本願学習」とぼくの予想外の回答がかえってきました。でも、そういわれてじっくりと考えてみると、確かに「行き当たりばったり他力本願学習」でした。目的意識もなく、人に言われたことだけを熟す学習です。そのあと、先生と学習レシピの見直しをしました。学習レシピから関連付けるやり方を取り入れ、自分の中で未消化だと感じるものは、徹底的に追究したり、覚えたりすることにしました。なんとか11月のテストで少しだけ成績がもどりましたが周りの人たちも頑張り始めていたいので、父にほめてもらえるところまでは届きませんでした。
そこで、さらに偏差値を「5」上げるにはどうしたらいいか先生たちに相談しました。すると先生は「11月テストの算数▢5番の2はどうしてまちがえたの」と唐突にたずねました。
「えっ、もう覚えてないよ」と答えると、「うん、覚えてないとダメでしょ。間違えた問題なんだから。間違えた問題が宝なんだから」と。「行き当たりばったり他力本願学習」から完全に脱皮できてないんだ。と痛感しました。ぼくは、それからの1年間を自分の勉強の仕方を構築することに費やしました。おかげで小6の11月には成績が安定し、過去問も7割程度とれるようになりました。これから受験するみなさんも成績ばかり気にせず、まずは自分の学習の仕方を見直してみてください。それがわかると、道は開けると思います。
合格体験記
Kさん(栄東・渋幕・桜蔭合格)
幼児のころから桜蔭に行くと決めていました。そんなこともあり、母はわたしがまだ幼稚園生のころからいろんな体験をさせてくれました。料理、洗濯、掃除、お買い物、ぶらり旅、寝る前の読み聞かせ、お話づくり…楽しかったです。でも、そんな生活が一変したのが小3の2月でした。塾に通うようになったんです。そして母の様子も一変しました。母はいつもテストの点数や授業の内容の定着度を気にするようになりました。わたしのできないところばかりを話題にしました。
小4の冬期講習に参加する直前、わたしは「もう塾に行きたくない」と思い、母にその思いを打ち明けたんです。母は明らかにがっかりした様子で「桜蔭に行きたいんじゃないの」「テストでも点数が取れているんだから」
といったあと、良いアイデアが浮かんだかのように「塾の授業が分からないの」「家庭教師でもつける?」といいました。わたしは心の中で「違うよ、ママ」と叫んでいました。でも、「そうじゃない、以前のママにもどってほしいの」とは言えませんでした。結果的に、小4の1月は塾を休みました。
塾に行かない日々、手のついていない真っ新な欠席教材がどんどん積み上がっていきました。そんなある日、先生から「将来、何になりたかったんだっけ」とたずねられました。
わたしは父のような医師になりたいと思っていたので、「お医者さんだよ」と答えると、先生は、ある高校生のお姉さんと直接話をさせてくれました。そのお姉さんは桜蔭の高校1年生。医学部を目指しているそうで、中学受験のときにわたしと同じ経験をしたそうです。お姉さんは「ママに思いをぶつけた方がいいよ」「塾には早く復帰した方がいいよ」「点数を気にしたリ、学習の仕方を整えたりするのって、実は大切なんだよ」「自分でできないなら、笑子さんを活用してください。って先生いうでしょ」
と、いろんなアドバイスをしてくれました。このことがきっかけで、母の期待にそえないと思っても自分の意見を伝えようと思えるようになりました。
そして、桜蔭の合格を知った母が「よかった。ママね、ママがもっとできることあったんじゃあないかなって反省してたんだよ」と言ったのを聞いて、
わたしは、なぜだか急に胸が熱くなり涙がボロボロとこぼれたのを覚えています。ママにほんの一瞬、深く感謝をしました。でも、合格後の母は、今度はわたしの大学受験に向かって新たなステージにコマを進めたようで、以前以上に張り切っています。きっと、わたしが医師になるまで、母はがんばるんだろうなぁと思っています。
合格体験記
Yさん(栄東・渋幕・桜蔭合格)
順調だったわたしの塾での生活が大きく崩れ始めたのは、小学6年生の4月のコロナ禍での全校休校のときです。両親が共働きだったので、わたしはほかの人より1人ですごす時間が圧倒的に多くなりました。どんどんやることが面倒になり、時間があるのに予定が消化できない、という生活が続きました。
結果、塾内テストで、成績がガクンと落ちてしまいました。そこで、怒られるのは承知で笑子先生に成績を見せ、どうしたらいいか、相談しました。先生は生活リズムや継続力をとても大切にしているので
きっと👹の形相になって…と覚悟していました。
ところが…
先生は、「わかっているんだけど、できないんだよね」とすべてを理解し、受け入れてくれました。
そして、一緒になって学習レシピの見直し、わたしの勉強部屋の片づけ作戦(オンラインで)までも
つきあってくれました。また、毎日の学習を先生に報告しなければならないので学習はやらねばならないと思えるようになりました。
おかげで塾内テストで上位のクラスにもどれたのですが、安心したのもつかの間、夏休みのテストでは、また大きく点数を落としてしましました。先生は「大丈夫、このやり方を信じて進めましょう」といい、もう一度、前回の見直しに活用したポイントを整理してほしいといいました。また、テストの結果と家庭学習の内容を照らし合わせて、学習したい内容とテストでできているところ、出来ていないところを確認してほしいといいました。すると、なんとなくすっきりしないと感じながら学習していた項目について、点数が取れていないことがわかりました。きっと、問題を解き切るまでには至っていなかったんだと思います。まだまだ甘いんだなぁと感じ、その部分を強化することにしました。また、テストでの集中の仕方や時間の使い方、捨て問(捨てる問題)の判別について強化できるようにしました。
小6秋からの毎週のようにある志望校判定テストでは、合格可能性は50%だったり、80%だったりと落ち着きませんでしたが、この手ごたえを感じるところまで自分の学習を信じて過去問練習を続けました。
合格発表の日、別の学校の入試に出かけていて、発表は電話で母から聞きました。母が「桜が咲いたよ。おめでとう」と。そのときの母の涙声が忘れられません。なんとなく始めた受験でしたが、点数や順位に気をとられ過ぎず、自分の学習の仕方をよりよくすることに向き合ってよかったと思っています。
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