たったひとつのキャベツから国算理社「先行体験」入門編 PART1 

キャベツ

 子どものやる気や知的好奇心を高めるスイッチをつくり
考える力や創造力を育てる体験の具体例

たったひとつのキャベツから

先行体験スターター向け(または幼児~小学生低学年)先行体験具体例


「先行体験」こんな声かけではじめます。
「キャベツ売り場で」「キッチンで」入門編

シーン1:キャベツを持ってみて、重さを体験

キャベツの平均的な重さは、約1200gだといわれています。
キャベツ売り場で、また、キッチンで
「ちょっと重いけど、抱っこしてみる?」と声をかけ、約1㎏の重さを体験。
「重いでしょ。キャベツはふつう、1個が約1㎏あるんだって。1㎏は1000gだよ。」と㎏とgを体験。

 

シーン2:キャベツの重さを活用して。

(例1)「少し小さめのキャベツは約1㎏だったよね。」
「○○ちゃんの体重は15㎏*₁でしょ。ということは…、キャベツ15個分なんだよ。」
「パパの体重は65㎏だから、うわぁ~、キャベツ65個分だね。すごいねぇ。」

(例2)「○○ちゃんが生まれてきたときの重さって知ってる?」
「約3000gだったんだよ。キャベツ約3個分だよ。それが今は15個分だよ。すくすくと成長して大きくなったね。うれしいね。」

ふたたびキャベツに遭遇したときに、「あっ、1000g、1㎏だったね」とつぶやきます。楽しそうにくり返すのがコツです。


もしも、お子さんから期待した反応が返ってこなかったら…

お子さんが、お母さんの声かけに興味を示さなかったり、一度体験させたことをすっかり忘れていたとしてもがっかりしないでくださいね。教えてしまっては「やる気スイッチ」をつくったり、「考える力」を育てたりができなくなってしまいます。「習うより慣れろ」を思い出して、お子さんから自然と反応できるまで繰り返し、繰り返しです。

勉強は「お子さんが興味を持つこと」で最大の効果を得られるものです。「怒られるから、勉強する!」「怒られるから、お母さんの話を聞く。」というのでは、お子さんの「自分でする力」「考える力(粘り強わ)」などをできる限り育てたいものです。

お子さんが安心して、そしてお母さんとの買い物や一緒の時間を楽しく過ごせるように工夫しましょう。

気をつけてほしいのが、お子さんを叱ったり、「だめだね。おぼえてないの」などと言ってしまうことです。

教育は世代を超えて引きつがれるものです。母親世代のころは「教わることが多かった」。それでもよかったかもしれませんが、子どもたちが活躍する10年~20年後には日本における仕事の約50%が機械に代替されている可能性があると予測されています。(野村総合研究所とオックスフォード大学のオズボーン准教授らの共同研究)わたしたち親や祖父母世代の教育とはちがった能力(創造力・工夫力・発想力・コミュニケーション能力・粘り強さなど)が必要とされていることを確認しておきたいですね。

もしも、お子さんから期待以上の反応が返ってきたら…

ほめ方にも少し工夫が必要ですね。
お子さんは常にお母さんにほめられたいと思っています。ほめられるためにがんばる、は続かなくなります。ほめられないとやる気がでない、自信が持てないとなることもあります。
「頭がいいねぇ」ではなく、お子さんの行動をほめるようにします。たとえば「キャベツさんの重さを覚えたんだね。すごいね。」と覚えていたことがすごい、うれしいなど、プロセスや行動をほめたり、感心してあげることをお勧めしています。


 シーン3:キャベツの仲間を体験。

お刺身を食べながら
ワサビとキャベツは同じアブラナ科
「ワサビとキャベツって同じ仲間なんだよ。アブラナ科チーム。」
「アブラナっていうのは、菜の花のことなんだよ。」

下記の植物はアブラナ科です。見つけたら「キャベツの仲間だね。アブラナ科だね。」と声をかけましょう。

 

暗記を楽しく!「聞くだけシリーズ」動画のご紹介です。
お母さんの声かけのあとに、または前に活用してほしい「聞くだけシリーズ」の一部をご紹介です。 「読むだけシリーズ」に登場するキャラクターが、暗記のお手伝いをします。 お子さんが暗記を「めんどうくさい」と思ってしまう前に「聞くだけシリーズ」(オリジナル動画)を繰り返し視聴し、無理なく、楽しく知識を身に着けていきましょう。


  シーン4:菜の花(アブラナ科)の花をよーく見ると、花びらが4枚。十字架植物とよばれています。

菜の花(アブラナ科)

「キャベツはアブラナ科。菜の花は花びらが4枚。花びらを支えているがくも4枚、めしべは1本、おしべは6本
「菜の花は真上からみると、(上の写真のように)十字架ができるよ。だから十字架植物とよばれているんだよ。」

アブラナの花びら・がくはそれぞれ4枚。おしべは6本で、そのうち2本は短い。花のつくりにも興味を示してもらえるといいですね。

 


 シーン5:菜の花(アブラナ科)の種をしぼって、油をつくるよ。


菜の花の種から油がとれる


スーパーや商店には油のコーナーがありますね。
商品のひとつを手に取って、お子さんの前で原料を確認します。
「この油の原料は菜種だって。これアブラナの種を絞ったんだって。キャベツはアブラナの仲間なんだよね。」
菜種以外が原料の油も探しています。
「油の原料には、ダイズやゴマ、米なんかもあるんだね。」

食用油は、理科だけではく、社会や国語でも関連した内容を学習します。


 シーン6:菜の花(アブラナ科)花が咲くのも、実が熟すのも下から。

菜の花は下から順に花が咲き、実が熟します。 

「菜の花は、下から順に咲き始めるんだよ。」
「菜の花(アブラナ)の実も、下から順に熟すんだって


番外編:先行体験講座受講生のノートをご紹介

先行体験講座受講生のノート例です。

 

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