
お電話でのお問い合わせ03-6869-1170
あっという間に夏至も過ぎてしまいました。「好きなこと調査」をさせていただきましたが、その中に「季節に興味を示すようになった」というお子さんがいらっしゃいましたので、今回から、先行体験として扱っていただけるよう、少しずつご紹介していきたいと思います。
学校や塾では、「梅雨」とは「あたたかく湿った小笠原気団が発達し、北の冷たく湿ったオホーツク海気団とぶつかり合うと梅雨前線ができます。」と学びます。ですが、小学4年生、5年生のお子さんの中には、「小笠原気団ってなに」「小笠原気団は湿っているって」と、基本的な部分の情報を体験しないまま机上の学習に突入してしまうケースがとても多いです。
ホタルといえば、「おしりが光る虫」として有名です。
ホタルはお尻を発光させる理由のひとつにい、仲間に自分の居場所を知らせ、コミュニケーションをとるためだといわれています。
ホタルは約2000種類以上もいるといわれていますが、すべてのホタルが発光するわけではなく、発光するホタルはゲンジホタルとヘイケボタルなどです。一番大きく、そして明るい光を出すのがゲンジホタルです。オスもメスも発光します。また、ホタルは「完全変態」のこん虫なので、卵→幼虫→さなぎ→成虫と変化しますが、卵、幼虫、成虫のどの時期も発光します。ただし、卵の時期の発光はとても弱いので、わかりにくいかもしれません。
夜、光りながら飛んでいるゲンジボタルを見つけたら、それはほとんどがオスです。メスは草や木の葉にじっととまって、小さな光を出しています。
成虫になってからは、オスは約10日、メスは約14日程度生きるといわれています。
ゲンジボタルとヘイケボタルには、それぞれ下記のような特徴があります。